車検整備でお預かりのトヨタ エスィテマ。
平成19年式 DBA-GRS50W 走行距離 90,000km
追加でご用命の下回り防錆塗装を施します。アンダーコーティング剤（防錆塗料）にはたくさんの種類がありますが、僕は、施工性と仕上がり感を重視して三菱ふそう ネオアクアコートを愛用しています。長距離バス、トラックなどに用いられている塗料で、他のクリアータイプと比較すると乾燥時間が早く、薄い塗膜で施工できるのが特徴。
18L缶で供給される形態のネオアクアコートの液剤は、下カップ式のハンドガンに移し変えて施工します。
缶スプレーと違って、塗装専用ハンドガンはコンプレッサーエアが動力で、吐出が任意に調整できる上、非常に安定します。さらに、形状可変の楕円錘型噴霧パターンは、塗装途中の視覚追尾も容易で、塗りムラも少なくなります。
自動車の下回りのように複雑な塗装対象は、塗装方法も様々。広範囲を一気に塗り上げたい場面や、細かな部分を丁寧に仕上げたい場面など…
下回り塗装ですから、そう高価なものでなくても、このような柔軟な器具を使用すると仕上がりと作業スピードに差がでますね。
《関連記事》
新車時の下回り防錆塗装（スバル レヴォーグ DBA-VM4）
自動車のアンチエイジング(スバルサンバーTV2, フォレスターSG5 錆止め塗装)
日産 プレサージュ 防錆塗装(DBA-TNU31)
