「OCRシートに認証番号の記載をお願いしますね。」
平成6年式 E-AE101 4A-FE 5MT 走行距離 100,000km
いつもどおり車検整備を終えたトヨタカローラを京都運輸支局に持ち込みました。受付で冒頭のお知らせ。
理由を尋ねますと、車検証の備考欄に記載する項目に変更があるんだそうです。
車検証に追加記載される項目は以下の3つ
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①「受検種別」
指定整備車
指定整備車(限定保安基準適合証の提出)
持込検査車
②「検査時の点検整備実施状況」
点検整備記録簿記載あり
点検整備記録簿記載なし
③「受検形態」
使用者
認証整備工場
指定整備工場
その他(使用者以外の者により受検が代行された場合)
僕たち運輸局認証工場が点検整備、継続検査(車検)を代行した場合、写真にあるとおり、
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「受検種別」持込検査車
「検査時の点検整備実施状況」点検整備記録簿記載あり
「受検形態」認証整備工場
となります。
今まで何も気にせず点検記録簿は添付して受検していましたが、記録簿なしでも受検可能だったことに驚きました。検査官が詳細にチェックしていないので、いい加減なものなんだと思ってましたが…
何度も述べていますが、自動車の点検は車検証記載の使用者が実施することが法律で義務付けられています。しかし、実際は使用者が専門的な機械の点検や整備をすることはとても困難で、僕たちのようなプロに依頼するのが一般的です。
この追加記載の意図するところは、受検状況の詳細把握でしょうが、今後、僕たちにとっても非常に参考になる情報となりそうです。
読者様からのお便り