日産 マーチを車検整備でお預かりしました。
平成11年式 GF-K11 CG10 4AT 走行距離 113,000km
不適切なヘッドライトバルブが装着されていました。
自動車用品量販店では、純正装着同等のヘッドライトバルブが見当たらないと、お客様がおっしゃいます。確かにそうかもしれません。白さを強調するために光量の落ちるブルー着色を施したもの、明るさのためにフィラメントが細く短寿命のもの、素朴なパッケージでいかにもノーマルっぽいけれども明らかにコストダウンした構造のものなど…
店の在庫はトヨタ第二純正ドライブジョイのヘッドライトバルブ。小糸製作所のしっかりしたバルブです。ヘッドライトバルブの発光中心は、ヘッドライト反射板の焦点に位置することが理想で基本です。焦点の位置が少しでもずれると光が拡散します。
粗悪なヘッドライトバルブはフィラメントの位置が違って、綺麗な配光になりません。最近流行の後付HIDもそうかもしれません。焦点が違うため、せっかくの明るい光源から発した光が拡散し、対向車にまぶしいだけで、運転者は明るい光源の恩恵を受けていないのかもしれません。
S・T says
もう本当に田舎ライトは法規制して欲しい。あれマジで危険です。
どんだけ夜空を照らしたいのか理解できませんが、後ろに付かれるとミラーが眩しくてまともに前が見えません。
仕方なく速度を落とすと怒り狂ったように煽られますし。
必要な場合のみ点灯する予備ライトとかフォグランプなら、まだ理解もできるのですがね・・・