車検整備（法定12ヶ月点検及び整備）を終えて京都運輸支局 車検コースに入ります。
平成12年式 GG-EE103V 5E-FE 3AT 走行距離 92,000km
法定12ヶ月点検も継続検査（いわゆる車検）も道路運送車両法で、車検証記載の使用者にその義務が課せられています。自動車の法定点検や整備は熟練した技術と専用設備が必要で、使用者がそれを行うことは現実的に困難です。分解整備事業者と言われる僕たちがその業務を代行するのが一般的です。
しかし、継続検査はどうでしょう？昨日お客さまが挑戦されたユーザー車検がそうです。
点検整備を終えた自動車を運輸支局の検査コースに持ち込み、保安基準適合検査を受けて新しい車検証を発行してもらいます。お客様は「洗車機を通す感覚だ」とおっしゃいました。
点検整備を終えたクルマで継続検査を受けるのは、特殊な技術も知識も必要なく自動車が運転できれば一般の方でも十分可能です。検査コース内の自動車検査業務は自動車検査独立行政法人の職員が担当。融通が利かなさそうと感じるかもしれませんが、それは公平・公正を保つため求められた「硬直性」。尋ねれば親切に教えてくれますので、心配は無用でしょう。
今回は僕が継続検査を代行しました。各検査セクションで合格印をいただき、新しい車検証が交付されました。