痛みの見られた補機ベルトを交換しようと、注文していた品物を手に取ると、第二純正 HAMP の文字が…
平成17年式 CBA-JB7 P07A 4AT 走行距離 46,000km
僕:「JB7の補機ベルト『純正』で注文していたはずですが…」
部品商:「あっ! そうでしたぁ~、 ついクセで…」
トヨタのDRIVEJOY、日産のPITWORK、ホンダのHAMP、第二純正と呼ばれる主に消耗品類をラインナップする社外ブランドです。
全てが悪い品物ではありません。見極めが大切です。
今回手違いの生じたHAMPでもエアクリーナは、外箱はHAMPでも中身は純正です。補機ベルトに純正品を使用する理由は、鳴きや早期劣化を懸念してです。鳴きは動力伝達に問題があることの表れ。磨耗なのかもしれませんし、柔軟性の不足かもしれません。
このJB7のP07Aエンジンのように1本で全ての補機を駆動するような屈曲の多いベルトは特に注意が必要です。お客様にお渡ししてから症状が発生するので、無難な純正を選んでいます。
「クセ」になるほど供給される社外品。繰り返しになりますが、良否の見極めがとても大切と思います。
オートフレンズ says
部品商さんも色々と情報源を持ってみえるようで、
ベルト鳴きで交換しようとした、自社のエルフも
いすゞ純正部品を奨められました。
先日も純正と第二ブランド、製造元のメーカーが同じなのに、
価格の違いを聞いたところ、ゴムに配合する成分が違うとか。
その違いが耐久性や伸び率などに関係してくるそうですね。
たけし says
オートフレンズさん
話題にしたHAMPは優良な部品があります。
エアクリーナは私が手配したものは全て純正品でした。外箱がHAMPで中身はホンダの印字のあるポリ袋に入っていましたから間違いないでしょう。
今回のベルトに関しては概観、製造国が同じですが、パッケージが異なりました。同一かどうかは不明。HAMPはもしかすると流通コストを低減させているのかもしれません。
整備工場向けに情報開示をお願いしたいです。
ベルトに関して、日産車はPITWORKしか選択の余地がなく、トヨタは純正とDRIVEJOYに明らかな差があります。
ベルトメーカーも、自動車メーカーからの要求で純正ベルトの特性は承知しているはず。同じベルトメーカーが特性の違うベルトを形状だけで「適合」として販売することに違和感があります。