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アルファロメオ 145 エアバッグ警告灯点灯(GF-930A534)

ETC車載器の取付けその他でご来店いただいたアルファロメオ145です。

インパネに目を遣るとエアバッグ警告灯がつきっぱなしです。オーナー様は以前から点いているので気にしていないとおっしゃいましたが、警告灯が点灯しているときはエアバッグが作動しない状態であることをお伝えするとご存知で無かった様子で、不具合の特定を承りました。

平成12年式 GF-930A534 TS2.0 5MT 走行距離95,000km

FiatECUScanで診断します。145は16ピンコネクタが無く、助手席エアバッグ横のカバーを取り外し、Fiat3ピン診断コネクタにインターフェイスを接続します。

16ピン-3ピン変換コネクターは幾種類か市販されていますが、電源、アースともワニ口クリップのついたものが安定した動作です。電源コードのみワニ口のものは、車両側にアース配線されていないのか、不調なのか不明ですが通信不良を起こすことがありました。

↓エアバッグコンピューターに接続

↓3つのフォルトをストア

↓一旦クリアして再度フォルトを呼び出しますと、運転席サイドエアバッグの断線が現在もあるとの情報です。

アルファロメオに使われているコネクタは信頼性が低く、接触不良の確率が高いので、運転席下のコネクタを揺さぶって再度フォルトを呼び出しますと

フォルトは過去のものとなり、不具合が解消したという情報に変わりました。

↓ギボシ端子で接続し

不調のコネクタは取り外しました。

その後の経過は良好のようです(助手席側も処置済み)。

↓僕も読んでいるメンテナンスブックです。アルファオーナー様におすすめの書籍です。


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ITS