「水温計の針が振り切ってます!」
とお客様から連絡を受けました。前記事『スズキ エブリィ エンジンブロー→中古エンジン換装(LE-DA62V)』の車両です。重整備後にトラブルの連絡… 心臓に悪いです。
平成15年式 LE-DA62V 4WD 3AT 走行距離145,500km
エンジン換装後約2500キロ走行でトラブル発生です。できるだけ安くして欲しいと依頼を優先しすぎて、サーモスタット再使用したのが良くなかったようです。鍋にいれて取り外したサーモスタットをぐつぐつ煮ます。
90度になっても一向に開く気配がありません。(開弁温度は82度)
また、サーモスタットハウジングに装着されているプレッシャーキャップも破損していました。
このプレッシャーキャップ、今まで何度かこれが原因でオーバーヒートに至った事例を経験しています。これが機能しなくなるとクーラント沸点が下がって沸騰、サーモハウジング付近にエア溜まりができてしまう様子で、サブタンクにクーラントが逆流してあふれ出します。
今回はサーモスタットの開き不良が先か、キャップの不良が先か判別できませんでしたが、あまり頑丈な部品ではなさそうです。
調子の善し悪しにかかわらず、定期交換が必要かもしれません。
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プレッシャーキャップは2車検毎に交換とかよく聞きますね。
私の場合は大幅に走りすぎだし(最近は少なくなったとはいえ1年半ちょいで5万キロ)、キャップはそんなに高くない部品だし、ゴムが劣化して冷却水が出先で漏れるともうお手上げなので、車検毎に全く同じ純正部品に交換しておくつもりです。
サーモスタットとウォーターポンプは、2車検毎(8~10万キロ走行ぐらいになりそう)の交換で支障ないのか思案のしどころです。
先日見ていただいたかもしれませんが、ピボットのアナログ式水温計も、念のため取り付けています。
こちらの記事にしたエブリィのエンジン側プレッシャーキャップはキャップ単体の供給がありません。
ハウジングAssyになります。
このように2つのキャップが装着されているのは、水路が長く、圧力損失があるからなのかなと思いましたが、
サンバー、アクティなど、さらに水路の長いものには装着されていないので実はよくわかっていません。