トヨタ クラウンです。ブレーキランプが片方点かないということでご来店いただきました。
平成17年式 DBA-GRS182 走行距離80,000km
テールランプのコネクタ部分で電源は問題なくきておりますので、テールユニットに内蔵されたLED基盤の不良です。非分解の基盤部分を外して修理できないか検討することにしました。
通電すると薄っすら点灯しています。ただ、全く点灯しないLED素子が一つあります。
何度か通電を試みていますと明るく点灯する時があります(このときは2つのLEDが点灯不良です)。
LED素子が不良なのは明白ですが、暗く点灯したり、明るく点灯したり不安定なので基盤に搭載されたその他の素子もおかしいのでしょう。LEDの配列を眺めると、LEDが複数個並列接続されているように見えます。LED(ダイオード全般に言えると思いますが)は特性上、単純に並列接続すると抵抗の少ない素子に電流が集中するイメージがあります。ご専門の方のご意見お聞かせいただければうれしいです。
半田のクラックなども疑いましたが異常はなく、今回は決定的な原因はつかめませんでした。残念ながら基盤部分の部品供給はなくユニット交換になります。
長寿命とされているLEDテールランプも今回のような不良に遭遇すると思わぬ出費になり、ユーザーにとってはやさしい方式とはいえません。
追記:この記事掲載後、基盤部分の供給が開始されました。
カクシカおじさん(44のおじさん) says
私は完全に電球派ですね。
出先で球切れ起こしても予備球積載で事足りますし、尾灯&ブレーキ灯ならどこでも売っていますので、夜間でなければ手に入れやすいです。
でも遠出多い当方では、高速道路走行時の球切れも考慮し、いつもすべての予備球を積載して走っています。
ホームセンターでよく見かける緑色のゴムの取っ手のついた、ベッセルのナットドライバーのM10番を車に常時積載していて、ムーヴコンテの場合この工具1つで球交換は事足ります。
ところで尾灯がLED仕様のお車でも、ウィンカー球だけは純正でも、まずどのお車も電球仕様ばかりですが、これはやはり点滅とかも含む保安上の信頼性と、交換球の入手性によるものなのでしょうか?
《PS》
先日、1年4ヶ月で43700kmも走ってしまった、我がムーヴコンテカスタムRS(2WDのターボ車)、メンテナンスノートにはCVTフルードは5万キロ交換と書かれていたけれど、あえて交換しました。
純正フルードが6Lも入りましたけど、交換後エンジンの駆動がダイレクトに伝わり、加速が俊敏になりビックリでした。
今まではやはり発進時と登坂時にわずかながら滑っていたような感じがしていましたが、微妙な空回りらしき音もしなくなり、新車の走りに戻り本当に驚きです。
前車のアトレーのATのフルード交換時には余り感じなかったけど、CVTはやはりシビアーなのか、フルード交換の影響は大きそうです。燃費の変化は今後調査してみます。
どうやら当軽四車の場合は、メーカー推奨の5万キロではなく、燃費のことも考えると3万キロあたりで交換したほうがいいような感じでした。
たけし says
カクシカおじさんさん、こんばんは。
輸入車ではウインカーもLEDのものが増えつつあります。LEDは省電力の観点から採用されている例があるようですが、故障時のユーザー負担を考えるとせめてLED部分だけの交換形態として欲しいものです。
CVTフルードは4万キロを目安に交換するようにしています。
メーカーによって交換距離はまちまちですが、使用状況に左右される部分ですから特に走行距離にこだわる必要はないように感じます。
無交換でいいという向きもあり、説明の難しい部類のメンテナンスです。
kkb-motors says
こんにちは
現在、かなりの低価格で基盤とLEDの部品供給されています。
トヨタでも保証延長してますし、かなり多い故障事例のようです
たけし says
kkb-motorsさん
情報提供ありがとうございます。
今後の参考にします。
20系プリウスなどもテールランプ不具合の車両を見かけます。
どういう部品供給の都合があったのか知るところではありませんが、この記事のように過去にユニット交換されたお客様との不公平感がぬぐえませんね。