アルファロメオ147 2.0TS セレスピードです。僕の以前の記事『アルファダイアグ AlfaDiag を使ってみる(その4、最終回)アルファロメオ 156TS セレスピード (GF-932A2 Selespeed) エアバッグ警告灯点灯』をご覧になり、遠方よりお越しいただきました。インターネットがなければ困難な出会いに感謝します。
平成15年3月式 アルファロメオ147 TS セレスピード 走行距離77,500km
最近エアバッグ警告灯が点灯するようになり、ログ消去と、故障系統の特定をしたいという依頼です。Alfadiagの出番です。
お客様とお話しながら作業をしておりましたので、記録となる写真が殆んどありませんが、MY99というエアバッグコンピューターに接続し、3つのフォルトコードを記録していました。2つは助手席サイドエアバッグ関係、1つは運転席カーテンエアバッグ関係です。一旦消去しましたが、再度読み込むと運転席カーテンエアバッグのフォルトは立ったままで現在もその故障は継続中ということを表しています。
アルファロメオはコネクタピンの接圧不足による接触不良が多く、振動や衝撃で簡単にフォルトが立つようです。お客様もご存知で、怪しそうな配線やコネクタ類がないかAピラーカバーや運転席足元などを2人掛かりで探りますが決定的なものが簡単には見つからず、残念ながらエアバッグの警告灯を消灯するまでには至りませんでした。
お客様自身がエアバッグキャンセラーかそれに類するものを探して、修理されるとのことでしたのであとはお任せすることにいたしました。
警告灯点灯が頻繁なイタリア車です、またお気軽にご相談、ご来店ください。本日は本当にありがとうございました。
↓僕も読んでいるメンテナンスブックです。アルファオーナー様におすすめの書籍です。