空冷ポルシェ911が入庫しました。バッテリーが上がってしまい、ブースターケーブルで他車からつないでエンジンは掛かったが交換して欲しいとのことです。
平成4年式 カレラ2 E-964A ティプトロニック 走行距離87,000km
バッテリはボンネットフードを開け、左側オーバーハングに搭載されています。
意味があるのでしょうが、あまりスポーツカーらしくない配置に驚きます。
初代フィアットパンダでさえ、バッテリーを車体中心に搭載しようという意図が窺えるのに、ポルシェはこのようなんですね。
以前、「エンジンオイルを補充してください」と入庫したことがありました。ドライサンプのエンジンオイルレベルなんてオーナー自身で気にかけてらっしゃるのかと思いきや、メーターパネルにレベルメーターがありました(左から2番目)。
この空冷フラットエンジンはエンジンオイルをかなり消費するんだそうです。
指定オイルの粘度は15W-50。
オイルフィラー部は噴出しやすいので注意が必要です。