スバル サンバーディアスです。
「エンジンが掛からない。うんともすんとも言わない。」
とお客様から救援の電話が入りました。
平成18年式 LE-TV2 M/T 4WD 走行距離100,000km。
現地に到着し、イグニッションキーをひねりますが、メーン電源は入るものの(インパネランプは点灯します)確かにスターターが回る気配がありません。こちらはクラッチスタートシステムが採用されていますので、クラッチペダルを踏み込んだままでないとエンジンが掛からない仕組みです。
クラッチペダル上に配置されているスイッチの不良も視野に入れます。
クラッチは踏み込んだままにし、イグニッションキーを何度か繰り返しひねっていますとスターターが回り、エンジンが始動しました。クラッチペダルは踏み込んだままでしたので、イグニッションスイッチの不良が濃厚です。
分解してみました。
スターター位置が黒く焦げています。
新品と交換→エンジン始動に問題ないことを繰り返し確認し修理完了としました。
あと、交換前はイグニッションキーをON→スタート位置にゆっくり動かすと、リレーのチャタリングが出ていましたが、新品に交換後は全くなくなりました。やはり接点が荒れていたのが原因だったようです。
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秀夫 says
なるほど。
まだ新しいクルマでも、キーシリンダーが原因の場合もあるんですね
たけし says
秀夫さん、こんにちは。
スバルサンバーは比較的キースイッチの不良が多い気がします。
特に、こちらのお車は走行距離が10万キロを少しオーバーしていますし、イグニッションをひねる回数も平均的な乗用車と比較すると多いと思います。