マフラーから白煙を大量に噴出するスズキ エブリイの修理です。症状からバルブステムシールからのオイル下がりです。
平成12年式 GD-DA52V F6A 走行距離80,000km。
入庫前は、1L/1,000kmほどのエンジンオイルを燃焼消費していました。
長時間アイドリングを続けていると特に白煙をマフラーから噴出しますので、ユーザー様にとっては不安でしょうし、後続車にも迷惑がかかります。
シリンダーヘッドのオーバーホールを兼ねて作業を進めました。
オイル消費しているエンジンのバルブは当たりが荒れていることがほとんどですので、軽く摺り合わせをしています。バルブ摺りをすると、組み付け後のエンジンの調子が随分良くなるのです。
オートフレンズ says
DA52Vのシリンダーヘッドですか、このクルマ…
補機ベルト周辺のスペースが狭くて作業大変でしたでしょう?
画像のシリンダーヘッドの内部を見るかぎりでは、
オイルメンテナンスは良さそうですよね。
材質によるものなんでしょうかね?
うちのお客様は、なぜかこのタイプ全車2バルブターボ車ばかりです…
たけし says
オートフレンズさん、こんばんは。
ウォーターホース類が邪魔なのと、インマニ脱着にちょっと手間かかりますが、冷凍ボックスを積んでいる軽トラックなどと比較すると車上でできる作業なので、まだ楽な部類かと…
このユーザー様はきっちり3,000kmごとのオイル交換を実施していました。
バンのエンジンは熱的につらい搭載位置なのかもしれません。他、パッキン、シール類も硬化がひどかったです。
エミーオート says
この年式のエブリーでは、定番修理になってますよね。
これは世が世なら立派なクレーム対象ですよ。
ダイハツのVVTがそうなったように。。。(苦笑)
大変面白く読ませて頂いている最中です。
今後も頑張って下さい。
たけし says
エミーオートさん、はじめまして。
こちらは同型の車両が少ないのでちょっと多いかなと感じていた程度ですが、定番なんですね。
今後ともお付き合いよろしくお願いします。