トヨタ カローラバンを車検でお預かりしました。
平成12年式 GG-EE103V 5E-FE 走行距離75,000km。
当店は、近畿運輸局認証工場ですので、継続検査は運輸支局の車検コースに、一台一台持ち込む必要があります。
珍しく、排ガス検査でCO、HCとも不合格。COは3.5%、HCは600ppmでした。識別記号がGG-ですので、保安基準はCO 1.0%以下、HC 300ppm以下です。ちなみに店のテスターで計測したときはCO、HCとも基準値以下でした。
一旦コースを出て、エンジンコンディショナをスロットルボデーに注入。再検査するも不合格。多少数値が低くなりましたが、合格基準には程遠いです。
同じ敷地内にある自動車整備振興会の貸し出し診断機を借りてエンジンの状態をチェックすることにしました。
すると、O2センサーがRICHに貼りついたまま…
自己診断の結果はO2センサーヒーター系統と出ました。この不調は、エンジンチェックランプ点灯しないようです。
原因はわかりましたが、この場ではO2センサーの交換はできません。ヒーター代わりにエンジンを高回転に保つこと5分。
再々検査でなんとか基準をクリアできました。
そして、帰社途中に部品商に注文しました。