トヨタ クラウン アスリートの車検整備です。
平成11年式 JZS175 2JZ-FSE 走行距離97,000km。
まもなく10万キロを迎えますので、タイミングベルト関連、スパークプラグの交換作業を行います。このエンジンはD-4と称する、直接気筒内燃料噴射ガソリンエンジンです。
タイミングベルト、ウォーターポンプの交換作業に関しては特に従来どおりのトヨタの6気筒エンジンと変わりはないのですが、スパークプラグの交換作業に違いがあります。
3、4番シリンダ直上にエアインテークマニホールドが配置されているのは他の2JZ-GE, 1JZ-GEと同じなのですが、さらにコールドスタートインジェクタの配管があり、この燃料ラインを離脱する必要がありそうです。
修理書をみると燃料流出処理を行う必要がある書かれています。残圧を取るのですね。
さらに、この操作を行うことで燃圧低下のエラーコードを出すことがあるとの記述もあり、そうなった場合は故障コード消去をする必要があります。
実際の作業ではコールドスタートインジェクタを外しますと、燃料ラインに柔軟な部分があって、インジェクタにパイプが繋がったままで邪魔にならないところに避けることができました。
EGRの配管も外す必要がありましたが、液体が通る箇所は離脱無しで作業できました。
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