日産 ティアナの初回車検です。
平成17年式 CBA-J31 走行距離12,000km
ここ半年で10,000kmほど走行したお車で、それ以前はほとんどお乗りになれていませんでした。エンジンオイルは距離にかかわらず定期的に交換しておりましたので機関は良好な状態を保っています。
車検整備も油脂類の交換のみ。日産のラジエータ液は長寿命タイプではなく全量交換します。
さて、ボンネットに目を遣るとエアコンシステムの注意書きラベルに「蛍光剤」の文字が… このエアコンシステムには新車生産時に蛍光剤入りのコンプレッサオイルを注入しているんですね。
ご承知の通り、R134aのエアコンシステムに注入されるコンプレッサオイルは化学合成油で、以前のR12システムに注入されていた鉱物油とは性質が異なります。
R12のエアコンシステムはガス漏れが生じるとその部分がオイルで湿って特に検出器などを用いなくても異常個所の特定が容易でしたが、R134aになってからはオイルが乾いてしまい、微弱な漏れの場合は特定が困難です。
予め蛍光剤が注入されていると漏れ箇所の特定が迅速にできます。
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