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ダイハツ アトレー ヘッドライトが点かない意外な原因(GD-S220V EF-VE)

アトレーが入庫しました。ヘッドライトがおかしいので診て欲しいとのこと。

平成11年式 GD-S220V EF-VE 4AT 走行距離66,000km。

症状を確認しましたところ、正常に点灯するときと、ロービームが点灯せず、ハイビームインジケータが点灯するという異常な状態が繰り返し現れます。


こちらのお車の場合、ヘッドライトリレーが存在せず、ヘッドライトスイッチでヘッドライトに流れる電流を断続していることが回路図からわかります。手元のスイッチまで大きな電流が流れているんですね。

ロービームのときにハイビームインジケータが点くということはヒューズブロックまでは電源がきているということです。

ヒューズブロックから、レバースイッチまでの配線を調べると、レバースイッチ裏側でロービームのワイヤーがコネクタ内で焼け焦げているのが確認できました。

コネクタ内部の焼損激しいのでこの部分の接触抵抗過大であったことが伺えます。

コネクタは当然のように部品として供給されておらず、ワイヤーハーネスAssyで8万円超!
新品は現実的ではありませんので、中古パーツをうまく使って修理完了としました。

車両火災に至らず良かったと思います。


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