平成13年式 GF-WGC34 RB25DE 走行距離89,000km。
お客様からタイミングベルトの交換依頼がございましたので、車検整備と併せて作業に取り掛かります。
作業スペースを確保するためにラジエータを取り外します。
タイミングベルトです。
背面にはっきりとヒビが確認できるほど劣化してました。
そして、ウォータポンプのシールユニットから微弱な漏れが確認できました。タイミングベルトカバーにLLC(ラジエータ液)が滴った跡が確認できます。
さらに…
ウォーターポンプを取り外したところです。
シリンダーブロックに赤錆が浮いてるのが判ると思いますが、LLCの交換が定期的に行われている車両はこのような錆が出ることはまずありません。
カムシャフト、クランクシャフトのオイルシール、バルブカバーパッキンからのオイルにじみが確認できましたので、同時に交換します。
オイル漏れは滴り落ちるほどではありませんでしたが、エンジン回りは漏れたオイルで濡れていました。
RB25DEエンジンは、ターボモデルがあるためでしょうか、吸気ダクトがエンジン上部をまたいで配置されており、スパークプラグやバルブカバーを取り外すためには、これらの部品を離脱する必要があります。
ラジエータ液の通っているホースがいくつかありますが、僕は、いつも離脱しないで分解していきます。
最後に曇っていたヘッドライトレンズを磨きました。