ミニキャブトラックです。
以前からエンジンオイルの消費が激しかったのですが、ここ最近になって2.0L/1,000kmほど消費するようになり、オイル交換サイクルより早くオイル残量警告が点灯するようになっていました。マフラーからの白煙も尋常ではなく、オーナー様から修理の依頼を頂戴しました。
平成13年式 GD-U61T 3G83 3AT 走行距離130,000km。
修理依頼を頂戴しましたが、来年の車検が切れるころに廃車するとのことですので、あまり高額な修理ならやめておくとのことでした。
とはいうものの、最低バルブステムシールの交換はしないといけませんので、まとまった費用が必要です。そして、エンジンオイル管理の悪い車ではありませんので、バルブシールの交換だけで直るか自信がありません。
エンジン載せ替えの出費は難しいとのことで、完璧に治るかわかりませんがシリンダヘッド部のみの修理で行くことで合意しました。
状態の良いミニカ(H42A)のエンジンが格安で手に入りましたのでシリンダヘッドをそのまま移植することにしました。バルブ関係をバラす手間が省けますので仕事が早いですね。
オイル消費が激しかったことを物語るエキゾーストバルブ。
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