『高速走行中にタイヤが外れて走行不能になった』
と、冷や汗の出る連絡が入りました。
お客様は、ホイールナットはついたままで、軸が根元で折れたようだとおっしゃいます。
幸いにも他車(者)を巻き込まない単独事故でした。
安全に停車したものの、タイヤが外れた付近で炎が上がっていたとおっしゃいます。
レッカー搬送されてきたのは、某メーカー軽トラック。損傷個所は右駆動軸(リア)でした。
外れた車軸付近を観察すると、アクスルシャフトベアリングがベアリングレースを残して粉砕していました。
燃料タンクがすぐ近くにありましたから、車両火災寸前。
僕は、過積載を日常的に行っていらっしゃる様子は承知していました。
リーフスプリング増し(純正部品で設定があります)を依頼された際、リーフ増しは、積載状態で車高変化が少なくなるだけで、積載量が増えるわけではないと注意喚起しましたが、僕の声はどうやら届いていなかったようです。
車軸が折れたように見えたのは、アクスルシャフトの末端のスプライン形状がきれいな断面だったからでしょう。
ベアリングカラーは相当な圧力で圧入されているはずですが、完全に脱離してホーシング内に転がっていました。
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