• Skip to main content
  • Skip to secondary menu
  • Skip to primary sidebar
  • Skip to footer
  • ホーム
  • お問い合わせ
  • プロフィール
  • プライバシーポリシー
  • 公式メルマガバックナンバー
  • 丸山モリブデン通販

車の修理屋たけしくん 京都の自動車整備工場

適切に整備した自動車はとても調子がよくて長寿命。プロの整備士がおすすめするタイヤ、オイル交換、国産車・軽自動車・輸入車の車検や修理。京都の認証工場です。

  • 国産車
    • トヨタ
    • 日産
    • ホンダ
    • スバル
    • マツダ
    • スズキ
    • ダイハツ
    • 三菱
    • いすゞ
    • 原付バイク
  • 輸入車
    • アメリカ車
      • クライスラー
      • サターン
    • イタリア車
      • アルファロメオ
      • フィアット
      • ランチア
    • ドイツ車
      • BMW
      • アウディ
      • スマート
      • フォルクスワーゲン
      • ポルシェ
      • メルセデスベンツ
    • フランス車
      • シトロエン
      • プジョー
      • ルノー
    • 北欧車
      • ボルボ
    • 英国車
      • ローバー
    • 韓国車
      • ヒュンダイ
  • 運転技術
  • モータースポーツ
  • メンテナンス一般
    • 新車からのメンテナンス
    • ボディーメンテナンス
    • ホントの話
  • 工具の紹介
  • パートナーサイト
  • English
You are here: Home / 輸入車 / イタリア車 / アルファロメオ / アルファロメオの燃料漏れは危険な多発事例(アルファGT 2.0JTS)

アルファロメオの燃料漏れは危険な多発事例(アルファGT 2.0JTS)

2022年10月31日 By ITS Leave a Comment

『オイル交換の時期になりましたので、オイル交換をお願いしたいのですが、別件でご相談させて頂きたいことがあり、ご連絡差し上げました。最近、車内でガソリンのような匂いが少しするようになりました。定番のフューエルポンプの故障を疑っています。』

とお客様からご連絡がありました。

平成23年式 アルファGT 2.0JTS selespeed 走行距離 66,000km

燃料漏れが「定番」であっては困るのですが、この年代のアルファロメオの燃料ポンプは、燃料漏れのトラブルが多発しています。

ガソリンは非常に引火性(引火点 マイナス40℃)の高い液体で、とても危険だと思いますが、リコールが届け出される気配はありません。

例え経年していても、国産車では燃料漏れのトラブルは極めて稀です。しかし、外国車ではその頻度はグッと高くなり、特にこの年代のアルファロメオやフィアットのポンプにその傾向が強い印象があります。

燃料ポンプからのガソリン漏出でほぼ間違いないのですが、部品注文時に滞りがないよう、ポンプ上面に刻まれている番号の読み取りから始めることにしました。現車に装着されている部品が複数種あったり、そのトレーサビリティが不十分なことなどが予想されるからです。

ラゲッジルームの前端、リアシートの背もたれの下付近に燃料ポンプのサービスホールがあります。

3本のボルトを解いて蓋を開けると、十字の補強がされた出っ張りになみなみとガソリンが溜まっています。この出っ張りの裏側にはフューエルプレッシャーレギュレーターが備わります。燃料が高い圧力で吐出通過する部分です。

ポンプの上面の濡れた表面をエアで乾燥させますと、サプライヤーBOSCHの品番刻印と、チェコ製のものであることが確認できました。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

【M’s】 アルファロメオ GT 937 2.0JTS (2003.11-2010.9) BOSCH フューエルポンプ 燃料ポンプ ガソリンポンプ 純正OEM 社外品 ボッシュ パーツ 部品 エンジン 燃料系 補修 アルファGT Alfa Romeo AlfaRomeo 0580313107 60684359 60677545
価格:49,995円(税込、送料別) (2025/5/9時点)

リコールの届け出はなくても、多発する事例に自動車メーカーが何か対策をしてるかもと期待して純正品を調達しますが、外観的に何ら変わらないポンプが届いてガッカリ。流麗な曲線美や快音を放つエンジンなど、消費者の五感を刺激するもの以外はあまり関心がないように思えてしまいます。

気を取り直して、交換作業に移りましょう。

先の写真でお分かりの通り、サービスホールと燃料ポンプの中心位置がずれていて、このホールから燃料ポンプを取り出すことはできません。

外国車ではよくある不可解な配置ですが、国産車に普通に見られる作業者への配慮はとても高度な技術なのかもしれません。

ポンプ近傍の黒いプレートはリアシートの固定を兼ねていますので、リアシートの背もたれを最初に取り去ります。

背もたれの固定ボルトは新車から触れられていないはずですが、ボルトやナットに締め忘れがあったり、斜めに掛かってネジ山が痛んでいたりで、その修正のためメイン作業の進行が滞ります。

さて、この次が一連作業の最難関で、ポンプ上面を固定する樹脂製の大きなネジ(ベゼル)の取り外しです。

作業前に準備していた自作の特殊工具を宛がいました。強い固着がありますので、ケガをしないよう大胆かつ慎重に緩めます。

自作した工具で難関を超えると実に気持ちがいいものです。

燃料ポンプは、現在主流のインタンク式と言って、燃料タンク内に完全に埋没した形で装着されています。この方式を最初に目にしたのはもう40年近く前になりますが、電気式ポンプモーターのスパークで引火しないか心配したものです。

この樹脂ベゼルは新調するのが理想です。国産部品と比較して寸法安定性に劣る樹脂製品が輸入車部品にはとても多く、再使用に耐えない可能性があるからです。

ベゼルの組付けも慣れないうちは苦労しました。樹脂製の燃料タンクの寸法にも若干の変化があるのかもしれません。特殊工具を使って少し押し込み、最初の一山の一部をパチッと平行に勘合させるとうまくいくことが多いです。

今日はイモラリミテッドのミトの継続検査準備と、冷凍庫が不調のキャリィの診断を並行する慌ただしい一日でしたが、無事に全ての作業を終えることができました。

Filed Under: アルファロメオ Tagged With: 147, 156, GT, アルファロメオ, フューエルポンプ, 燃料ポンプ

丸山モリブデンを注文する

添加剤が効いたと感じたことがないあなたへ『丸山モリブデン 幻の関西地区限定ver. 』オンラインショップ

丸山モリブデンが初めての方は、まず以下の無料講座をご覧ください。 【無料講座】幻の添加剤『丸山モリブデン』の効き目が凄いワケ 丸山モリブデン ベースパワー 幻の関西地区限定ver. … 丸山モリブデンを注文する! about 添加剤が効いたと感じたことがないあなたへ『丸山モリブデン 幻の関西地区限定ver. 』オンラインショップ

公式メルマガバックナンバー

【全バックナンバー公開】メルマガ版 車の修理屋たけしくん note で復活!13年分の限定配信メルマガを順次掲載

13年間限定配信してきた、たけしくんのつぶやきを公開! 「メルマガ版 … 詳細を見る about 【全バックナンバー公開】メルマガ版 車の修理屋たけしくん note で復活!13年分の限定配信メルマガを順次掲載

Reader Interactions

コメントを残す コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目です

email confirm*

post date*

Primary Sidebar

公式メルマガバックナンバー

【全バックナンバー公開】メルマガ版 車の修理屋たけしくん note で復活!13年分の限定配信メルマガを順次掲載

13年間限定配信してきた、たけしくんのつぶやきを公開! 「メルマガ版 … 詳細を見る about 【全バックナンバー公開】メルマガ版 車の修理屋たけしくん note で復活!13年分の限定配信メルマガを順次掲載

スポンサードリンク

たけしくんの紹介

スーパーカーブームの真っ只中、中小工場が密集する街で育った小学生の僕は、道端に転がるボルトを仲間と拾い集め、真剣に自分たちの自動車を作ろうと… [続きを読む]

読者様からのお便り

  • 37万キロでサスペンションの要(かなめ)を再認識 アームブッシュの交換(UA-SCP10 トヨタ ヴィッツ) に プレミオおじさん より
  • 37万キロでサスペンションの要(かなめ)を再認識 アームブッシュの交換(UA-SCP10 トヨタ ヴィッツ) に ITS より
  • 37万キロでサスペンションの要(かなめ)を再認識 アームブッシュの交換(UA-SCP10 トヨタ ヴィッツ) に プレミオおじさん より
  • ストライベック曲線で低粘度エンジンオイルをおすすめしない理由を考える に 軸受鋼生産技術 より

月別 過去の投稿

最近の投稿

  • 冷媒高圧がプレッシャスイッチのリミットを超えるエアコン不調の原因(GBD-U71V 日産クリッパー)
  • エンジン警告灯が点いて体感不調がない故障例(DBA-L175S ダイハツ ムーヴ P0325)
  • 37万キロでサスペンションの要(かなめ)を再認識 アームブッシュの交換(UA-SCP10 トヨタ ヴィッツ)
  • 特殊工具なしでできる?スズキ ハイブリッド ISGベルト交換 (スペーシア DAA-MK53S)
  • エンジンの振動が気になり始めたら(トヨタ iQ DBA-KGJ10)

サイト内検索(複数ワードはカンマ , 区切り)

人気の記事一覧

Footer


This Website is Produced by ITS

公式SNS

  • Facebook
  • Instagram
  • Twitter
  • Youtube

サイト内検索(複数ワードはカンマ , 区切り)

カテゴリー別 過去の投稿記事

スポンサード・リンク

  • 日本語
  • English

Copyright © 2025 · ITS All Rights Reserved