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ポタポタ落ちるクーラント漏れの原因を探る ~L350S ダイハツ タント EF-VE型エンジン~

2022年7月24日 By ITS 2 Comments

今年の6月は記録的な猛暑が続きました。

経年車、多走行車にとっては過酷な季節が1ヶ月以上前倒しです。

往年の名機、タイミングベルト式のEFエンジンを搭載したダイハツ タントは、突然のエンストと再始動不能のトラブルに見舞われました。

平成18年式 CBA-L350S EF-VE 4AT 走行距離 105,000km

原因はオルタネーター(発電機)に内蔵される整流用ダイオードのショートでした。

充電不足に加えて、エンジン停止時にも大きな電流が流れ続けるので、一気にバッテリーの蓄電を消費して再始動不能に陥ります。

厄介なことに、このパターンの故障は、充電系統の異常を報せるチャージランプ(バッテリーのシンボル)の点灯がエンスト直前まで起きません。

トール系パッケージの先駆けとなったタントのエンジンルームは、車室の広さを確保するために狭く、ワイパーモーターが収まるカウルトップがエンジンルームの1/3ほどを覆うようなイメージです。

「整備性」という観点が失われてしまうのではないかと思う近年の自動車。写真では非常に狭く見えますが、これでも同種の軽の中では比較的作業の手が入る方なのです。

エンジンの脇、バルクヘッド側の下方にオルタネーターがあります。

リビルトオルタネーターを用意して交換作業を進めていったところ、ピンクのクーラント滴が目に留まりました。

クーラントが液状にポタポタ滴り落ちるようでは、対処は必須。

漏洩の痕跡から源を辿ると、一見ウォーターポンプハウジングとシリンダーブロックの接合面からのように見えます。

しかし、こちらのエンジンは数年前にウォーターポンプを交換済でその可能性は低く、幸いにして再注視する機会を得ました。ウォーターポンプ交換歴がなかったら疑いなく間違った作業に着手していたでしょう。

鏡を使ってウォーターポンプのさらに上を見ると、樹脂製のインテークマニホールドの周辺からクーラントが滲みだしているのが確認できました。

このエンジンはシリンダヘッド側面にクーラント通路の一部が開いていて、インテークマニホールドの一部で蓋をするような構造になっています(下の写真はインテークマニホールドを取り外したシリンダヘッドを側面から撮影)。

車載状態でインテークマニホールドを離脱するために、今回交換するオルタネーターだけでなくスターターモーターも取り外すと、狭い場所ながら格段に作業性がよくなります。

大きな黒い樹脂パーツがインテークマニホールドです。

クーラントの熱でグニャリといびつに変形し、漏れが発生していたラバーパッキンです。

ショートしたオルタネーターのダイオードも、変形していたインテークマニホールドのパッキンも、狭いエンジンルームの熱の影響が大きかったのかもしれません。

そんな過酷なエンジンルームですが、良質のエンジンオイル、スパークプラグやクーラントの定期交換など、基本的なメンテナンスを行うことで比較的涼しい環境にすることが可能です。

そのおかげで車齢16年、10万キロ超のタントが、この猛暑の6月までなんとか持ち堪えていたのかもしれません。

↓軽自動車、国産乗用車におすすめのコストパフォーマンスに優れたエンジンオイルです。

Filed Under: ダイハツ Tagged With: EF-VE, インマニパッキン, クーラント漏れ, タント, ダイハツ

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Comments

  1. プレミオおじさん says

    2022年7月24日 at 4:22 PM

    まず掲載写真が鮮明になっていまして感激しました。
       
    ネットで整備記事を書かれておられる方はたくさんおられますが、意外と掲載写真の画質が悪い物が多く、このたけしさんのブログ、写真が鮮明になっていてビックリしました。
       
    自分で整備している時にも、後日の記事作成を念頭に置いて専用のコンデジで写真をたくさん撮影しているのですが、これが組み立て時などに役立つときもかなりありました。当方のサイトでは、撮影画質よりもかなり画素が間引かれた写真しか掲載できないのが残念ですが。
      
      
      
    で、この記事ですが、このトラブルといいますか、インマニでクーラントの通路を封するこの設計、ガスケットの劣化によるクーラント漏れやインマニへの侵入トラブル、ネット上ですが他所でも結構拝見しました。EFエンジンの良く知られているトラブルのようです。
      
    ダイハツの整備士さんから聞いた話だと社外品でなく絶対に純正品のガスケットを、といっていました。コストダウンのためなのか、スペースのためなのかメクラ板を省略したのでしょうね。
      
      
      
    KFエンジンではこのようなヘンテコ設計は無くなりましたが、当方の数少ない経験だとインマニの空洞部分を這わしている異径のベンチレーションホースが、熱や噴き上げるオイルやガソリンなどで硬化(ターボ車のKF-DET)、インマニの中に隠れているので目視では分かりずらく、劣化に気づかずホースからブローバイが漏れ出したりするようです。

    このホースがPCVバルブとグロメットとともに狭いところについているので、設備の無い我が家でのこれらの交換はインマニまで外さないとできなかったです。ホースのみ交換ならリフトがあればなんとか下から出来るかもしれませんが。

    23万kmでここを初めて開けた時には、すでにベンチレーションホースもPCVバルブを差し込むゴムグロメットもボロボロだったです。
     

    返信
    • ITS says

      2022年7月25日 at 12:49 PM

      プレミオおじさん様

      いつもお世話になっております。

      興味深い情報のご提供ありがとうございます。
      僕もこの作業の後に調べましたが、EFエンジンのウイークポイントのようですね。

      写真は携帯電話で撮影したものです。確かに1枚のデータ量がとても大きいです。携帯側ではこれよりデータ量の少ない撮影ができなくて、そのままサーバーにアップロードしています。

      返信

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