本日の車検は、平成12年式 スズキ エブリィ DA52V F6Aターボ FR5MT 走行92,000km。
今回の車検は盛りだくさんです。
エンジンオイル
オイルフィルタ
ブレーキオイル
LLC(クーラント)
リアホイールシリンダ カップキット
スパークプラグ
ファンベルト
エアコンベルト
タイミングベルト関係一式
ウォーターポンプ
さて、
左後から走行中異音ということをお客様から伺っておりました。
症状を確認しますが、これといって目立つ異常がありません。
お客様もどのような状況で出るのかわからないが、マフラーが干渉しているような音に聞こえるとの事でした。
点検すると、コントロールアームのブッシュに少し亀裂があります。
急加速や、急減速時に力が掛かるところですので、異音が発生していてもおかしくありません。
お客様には、異音と関係ないかもしれないが、損傷がある旨報告し、アームを2本交換することになりました。
装着後の状態は、納車後、お客様に伺いたいとおもいます。
さらに、指示箇所として、ギアの入りが悪いというのがありました。
この年式のスズキのトランスミッションにはよくある事例です。
クラッチペダルを踏み込んでローギアに入れようとしますが、とても固く、かなり力を入れないとギアが入りません。
しかし、クラッチを踏んだままだと、スコスコと入ります。
一旦クラッチペダルを離すとダメなようですね。
僕は、ミッション内部のシンクロナイザ機構の損傷(摩耗)だと思います。
ミッションオイルを交換した直後は、症状が少し改善されます。
一応、指定の粘度75W-90を入れるようにしています。スバル純正オイルが調子いいです。
今回も、オイル交換で対応しましょう。
読者様からのお便り