ブレーキランプが両方点かない。電球を自分で新品に交換してみたのだが直らない。
ということで入庫したのは平成6年式 スバル インプレッサ GC8 5MT 走行距離120,000km。
電球を新品にしたのに直らない場合は、ブレーキペダル上に配置されているストップランプスイッチの不良がほとんどです。
確認の方法は、スイッチの2Pコネクタを外し、短絡すればよいのです
。
これでブレーキランプが点灯することを確認してから部品を注文します。
さて、簡単な故障事例ですが、以前にも報告したとおり、ABS付の車両の場合、このストップランプスイッチの状態がABSコンピュータに入力されている場合があります。
スイッチが不良になったのに、ABSの自己診断は「マスターシリンダ油圧異常」とかいう大げさな故障状態として出力します。
診断機の表示をそのまま真に受けてマスターシリンダを交換しないように注意する必要がありますね。
不良だったスイッチを分解すると、接点は見事にこげついていました。
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