クラッチが滑るようになったので直して欲しい。
と入庫したのは平成6年式 ダイハツ ハイゼットバン S100V EF FR5MT 走行距離83,000km。
クラッチのオーバーホール自体は難しい作業ではありません。
しかしこの車両、トランスミッションのインプットシャフト付近からギアオイルが相当漏れています。
実はS100系のトラックもバンも、走行距離に応じて出るトラブルの一つなんです。
この部分のオイルシールは交換が簡単でなく、トランスミッションを分解しないといけません。
いつもは走行の少ない中古ミッションで対応していましたが、さすがに13年も前の車で状態のよいミッションは少なくなってきました。
ちょっと困りました…
いろいろ同業者に相談していたところ、
とあるリサイクルパーツ屋さんがS200系のミッションがそのまま使えると情報をくださいました。
早速取り寄せ。
ところが…
やはりというか、そのままというのは少し違いましたね。
シフトワイヤー取り付け部の形状が微妙に異なってます。
マウントも違いますね。
しかし組み替えはさほど難しくなく、オイルシールを交換することと比べたらなんてことありません。
これからはこの方法でいこうと思います。
読者様からのお便り