最近起きた、不可解な整備事例です。
どちらも U42Vの三菱ブラボー4WD MT 3G83 走行距離は90,000km。
車検整備とエアコン送風用ブロワーモーターの交換でした。
どちらもファンベルトの痛みがあるを見つけてお客様に連絡、悪ければ交換してくださいとのことで、ベルト３本を交換しました。
車検は、ベルト以外は点検で不具合は見つからず、入念な分解清掃などは行いませんでした。
ブロワーモーター交換の車両も、ファンベルトを単純に交換しただけで、他に特別な作業はしませんでした。
そして納車数日後…
どちらのお客様も、直接ご来店され、不思議なことに
「とっても調子がよくなった。ベルト交換以外にもいろいろ調整してくれたみたいでありがとう。」
と仰います。
しかし、納得がいきません。
ただベルトを交換しただけです。
どこも調整なんてしてないんですよ。
頻繁にエンストしていたのが、アイドリングが安定しているとか、加速がスムーズになったとか…
劣化したベルトってそんなにエンジンの負担になるものなんでしょうか？